カード会社から毎日毎日取り立ての電話が鳴る。
電話に出るのも嫌になる、憂鬱で不安な毎日が続く、働いて入った収入もほとんどが返済に消えていく….
多重債務に陥っている人は今こんな状態ではないでしょうか。
正直、こんな状況で自力で返済していくのは無理と思ってください。
一刻も早く任意整理して、過剰に利益を得ているカード会社の取り立てから抜け出しましょう。
【ポイント：このサイトでわかること・目的】
多重債務で苦しんでいる方へ、任意整理の方法や流れを解説します。
任意整理がどんなものか、どういった事をするのかなど、任意整理する時に不安に思うことを説明します。
■任意整理は何をするのか
借金が増えて、支払いが大変なことになっている人は「任意整理」という言葉を知っているでしょう。
でも任意整理ってどうすればいいのか？ 本当に借金地獄から抜け出せるのか？不安な人もいるでしょう。
安心してください。
任意整理は債務整理（任意整理・自己破産・個人再生）のひとつで、
法的知識のある代理人が、払い過ぎた分を取り戻したり、借金の額を減らして支払い可能な返済スケジュールで返済する方法です。
テレビを見てください！ いろんな信販会社や消費者金融の会社がCMを打ってますよね？
テレビでCMを打つには、CM製作費と波代が掛かります。
CM製作費は有名なタレントを使っている場合は数千万以上はかかりますし、波代（電波代）もゴールデン枠では30秒流すだけでも相当の費用が掛かるものです。
(消費者金融のCMはゴールデンでは流れませんが・・・）
ですから、あれだけ頻繁にCMを打てるということは、相当の収益を上げているということですね。
そのもとになっているのは、あなたたちが払い過ぎている利息も含まれているわけです。
だから、払い過ぎているお金は正々堂々と戻してもらいましょう！
■任意整理の流れ 債務整理の事務所に問い合わせる
任意整理の流れは、まずは債務整理を行っている弁護士事務所や司法書士事務所などに問い合わせるところから始まります。
どちらがいいかはその事務所のチカラに委ねられますが、弁護士には弁護士特権があるのでより踏み込んだ幅広い交渉ができます。
あと、経験値も大事になってきます。
カード会社と喧嘩ができるくらいの交渉力がある事務所がいいでしょうね。
でも、中には悪徳な事務所もあるので注意です。
対応が横柄だったり、自分が儲からない案件はいい加減な交渉をするところもあります。
一概に名前をよく聞く事務所だから安心とは限らないので、
問い合わせの時に、どんな対応をしているか？ 親身になってくれそうか？など、いろいろとチェックしましょう。
また、知名度の高い事務所は、毎日の業務が煩雑になっているのは間違いないでしょうから、
その分、任意整理の進捗に影響が出ることも考えられます。
事務所選びを、慎重に行うことも大事です。
「任意整理は事務所選びが一番大切！」
■現在の借金を整理する
任意整理は、まず、依頼をお願いしたい弁護士事務所または司法書士事務所との面談から始まります。
この段階では、現在のあなたの借入れ状況、取引状況、収入状況などを聞かれます。
この時は、カード会社からの借入れ状況は素直に全部話しましょう。
話を聞いて、弁護士や司法書士は任意整理が可能かどうかを調べてくれます。
■委託契約の成立
弁護士事務所または司法書士事務所との費用支払い・契約内容が合意になれば、委託契約が成立します。
成立後は速やかに（当日から）、事務所からカード会社に介入通知を発送してくれます。
これが行われると、カード会社からの督促が止まります。
これで毎日からの取り立ての苦痛から解放されます。
あとは、あなたに代わって弁護士や司法書士がカード会社との交渉を行うことになります。
■引き直し計算
事務所では、カード会社から提示された取引履歴をもとに、「引き直し計算」と呼ばれる利息制限法に基づいた再計算が行われます。
ここで、正式な借金額が決まり、もし過払いが発生している場合は、カード会社に対して過払い請求が行われます。
■減額交渉中
事務所がカード会社に任意整理の交渉をしている間は、あなたは特に何かをすることはありません。
月1くらいのペースや交渉が進展したときなどに、進捗状況の報告があります。
任意整理では、すぐ交渉に応じてくれるカード会社もあれば、難航するカード会社もあります。
任意整理はあくまでも交渉なので、カード会社が応じてくれないところもあります。
ここで、事務所のチカラが試されますね。
「債務整理は交渉力に差が出ます！」
任意整理の交渉が成立すれば、いくら減額される、あるいはいくら戻ってくるなどの話があります。
事務所によって違うかもしれませんが、その時点で戻ってくるお金をもらえることもあれば、最後にもらえる場合もあります。
現状の生活が苦しい場合は、弁護士や司法書士に話して、都度もらえるようにしてもらえると生活が楽になります。
■任意整理費用の支払い
任意整理の交渉が成立して返金がある場合は、そこから費用を差し引く形をとるといいでしょう。
減額だけで返金がない場合は、別途任意費用を支払うことになります。
ここで費用が用意できない場合は、分割の交渉をしましょう。
■任意整理のまとめ
このように、任意整理は弁護士事務所、司法書士事務所を介して行うことになります。
事務所との任意整理の委託契約が成立すれば、事務所があなたに代わって任意整理の交渉を行ってくれます。
カード会社からの執拗な取り立ては、これ以降なくなります。
あなたの追いつめられるような生活から解放されます。
あとは任意整理が成立するまで、事務所に任せて待ちましょう。
